●トイレ
ネパールには公衆トイレは皆無です、あるにはあるのですが、とても日本人には利用できません
もしどうしてもトイレに行きたくなったら誰もいない所でそっとするしかありません
それとトイレットペーパーは貴重品ですホテルには備え付けられていますが、五つ星のホテル以外は
紙質が大変悪いです....お友達がネーパールに住んでいて、暫くそこで生活する場合、始めはビックリ
するでしよう、何せトイレットペーパーは無く、変わりに小さなブリキの缶が置いてあります、...?
これ、何するのって聞いたら、洗うのっ.....何をっ....手を....彼等は手で用(拭く)を足すのです
とても、私にはそんな勇気が無く出来ませんでした、ホテル以外でのトイレを利用する場合
ポケットテイッシユは必要品です(ネパールでは有名な店しか売ってませんから)
●タクシー
タクシー、バス、自家用車、に新車はありません
ネパール人が利用している乗り物にリクシヤー(二人乗り人力車)とテンプル(軽自動車6〜7人乗り)
があります、15ルピー(30円位)から利用出来ます、この乗り物に乗れると、貴方、ネパリー
(ネパール人)ねと笑って、答えてくれます。
いかめしい顔をしてますが、運転手さんはとても親切です
普通のタクシーは75ルピー(約150円)でカトマンズ市内なら乗れます、でもフロントガラスにヒビ
が入っていたり、メーターが600.000万キロ(インド制です)を超えていたり、走っている内にタイヤが
取れたり、常にクラクシヨンを鳴らしながら(鳴らさなくてもよいのにと思う程)走っています
他のバス、自家用車もそうですが、始めの内は日本人には耳触りかも知れませんよ。
●ファッション
最近ネパールの若い人達は、ジーンズやTシヤツ革靴で歩いていますが、やはり機能性に富んだサリーが
一番多いみたいです、何故か神秘的で、始めて異国の地に来たと実感します、女性は結婚するとお腹の
見えるサリーを着ますが、どれも、色彩がとてもあでやかですこのサリーにはサンダルがよく似合います
●買い物
向こうの言うなりの値段で買わない
カトマンズ、ポカラ近辺のお店は、特に、値段があって無い様なもの、大体、向こうの言った
値段の半分が、ネパールの正規の値段と思えば間違いない、街頭の骨董品などを扱っている店や
衣類を扱っている店など、日本でTシヤツを買うと多分3000円位するだろうなと思い、
値段いくら、と聞いたら1000円でいいよ、と言うので、それじや500円で買うよ、不機嫌な顔をして
それじや駄目、それじや.....いらないと言ったら売ってくれた、でも本当は150円だった
公の製品は値切れないけど、買い物は徹底的にねぎる
それから注意して、私の買った壁掛けは3000円が600円になった(ルピーだと日本円の2倍)
ネパール人の一ヵ月の給料が約4000円位......日本人が一番好きだそうです?
●メディア
カトマンズは夕方5時から8時まで一週間の内、2回位停電になります
ネパール放送とインドの放送だけです、でも殆どがインドで作られた物ばかり、お金持ちは
BBSアンテナを持っていて海外のニユース等を見ているがごく限られた人達だけです、
まして、テレビそのものが普通の家には無い、毎日夜の7時を回ると、近所の人達が集まり、
10を過ぎても帰らない娯楽が、映画とテレビしか無いので当り前かもしれないが、
メロドラマとコンバット物に人気がある(ネパールでは)警察官が、人々の憧れ的存在なので、
特に警察官とコンバットがネパール人には、ダブって写る様だ
●居酒屋
ネパールには各家庭で作る、ロキシー(日本の焼酌)
本当は製造は法律で禁止されていますが、これが各家庭により作り方が様々で、
果物の香りがして大変おいしいくアルコール度が強いので、飲みすぎると大変です
そのために、居酒屋らしい?所で飲むと言う事はあまりしない様です
居酒屋さんと言える所は、町の酒屋さんの裏の片隅に椅子が並んでいて
ヤミ酒をモモ(日本のギヨーザ)を食べながら飲む位でしよう、それとネパールは
夜9時を回るとお店が閉まってしまいます、
宣伝になりますが
カトマンズとポカラに味のシルクロードと言う、日本人専門の居酒屋風レストランがあります
ここのオーナー.セレス氏は、家族の方がネパール日本大使館食堂で、何十年も働いていて
日本の食文化を勉強している親日家です
ネパールでは、お酒の値段が高く、一日か二日分働かないとビール一本が買えません
私は、毎日ビールを町の酒屋さんから買って来て貰いヒンシユクを買いました
●時間
ネパールの朝は早いそして
ネパールの時間は、驚く程ゆっくりと流れます、時計が止まって見える位
ネパールで始めての朝にきっと体験します、この体験は多分現地の民家に
泊らせて貰わないと味わえません、朝10時のチヤ(日本のコーヒータイム)
それが終わってからのゆっくりと時間をかけて作った食事をゆっくりと食べる
昼食を食べ終わってからのお昼寝(必ずします)つまり殆どの人が仕事が無いのです
目を覚ますと、遊びに行こうと言います(これは、買い物の意味です、娯楽が殆どありませんから)
テレビも新聞も無いが、世界カトマンズから少し離れるとあります時間が止まって見える世界が
●結婚
殆どが親の決めた人と結婚します、例外もありますが、そして早婚です女性は16才
遅くとも25才までは結婚が決まります、ネパールでは結婚が決まると、男性は絶対に
婚約者の所へは行けません、結婚式まで会ってはいけないのです、カースト制があり
結婚の形態は様々ですが、お互いの友達が、身近な物を持ちより、プレゼントをします
●旅館・ホテル
ホテルは、五つ星のマークであっても、お湯、水道が出なかったりすることがあります
ドアノブが緩んでいたり、部屋が汚なかったりしますが、其のときは遠慮しないで
はっきり(部屋を代えて下さいと)食事
旅館?等は、電気が、時々止まります、このクラスは殆ど、シヤワー(お湯が出ない)
イレットペーパーが粗悪です、でもおいしいと言うと何でも作ってくれます
でも、けっしておいしいを連発しないで下さい...食事の量が多くなりますから
●おもてなし
ネパールの人は、とても信仰深く、無事に着いた事を神様に報告してから、チヤ
(紅茶をバッフアローの乳で割り、砂糖を入れた飲み物かなり甘いです)で向かえてくれます
ネパールに行く目的は、トレッキング等、様々ですが、一度位、一般の家庭に泊めて貰うと
心の暖かさにきっと感激します、最後のお別れの日は、額に、チヤカを塗られ(米と食紅を混ぜて物)
ネパールの花(欄だったかな)を、体にかけられて
自家製のヨーグルト(バッフアローの乳)を飲まされお別れします(旅は疲れるからと)
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